シビタンの歴史と成り立ち
「シビタン(CIVITAN)」とは、ラテン語のCIVITAS(市民の意)に由来しています。1917年3月アメリカのアラバマ州バーミンガムのコートニー・シャロップシャー博士をはじめ幾人かの実業家、知識人が集まって地域社会の向上に貢献する目的で設立したもので、100年の歴史を有します。
著名な発明家トーマス・エジソン、フランクリン・D・ルーズベルト元大統領、J・F・ケネディ元大統領もシビタンのメンバーでした。シビタンクラブは他類似の社会奉仕活動クラブ(ロータリー、ライオンズ、キワニス等)に先んじて1974年最初に女性会員を受け入れたクラブでもあります。
【写真出典:wikipedia 表示 – 継承 4.0 国際 (CC BY-SA 4.0)】
世界に広がる
シビタンの活動と共感
現在、アメリカのバーミンガムにあるシビタンインターナショナル本部を中心に、世界約48ヵ国に1,800を超えるクラブ、約6万人の会員が各地域でボランティア活動を通して、社会に貢献しています。アラバマ州立大学には「シビタン国際研究センター」を設置しており、知能や発育に関する研究と治療施設を運営して成果を上げ、この方面でも世界に貢献しています。
広島シビタンクラブの結成
この国際平和都市「広島」においても、約20年前の1998年4月に「広島シビタンクラブ」が結成され、当時活発に活動しておりましたが、事務局長が永眠されるなどの諸事情で休会となっておりました。2017年4月19日に当時のシビタンインターナショナル会長デュアン・キャップス氏、会長夫人リサ・キャップス氏、副会長ジョン・ライニアソン氏が日本(広島)訪問され、これを機に再出発いたしました。
現在、『広島の人と人とがつながる互いの成長につながる広島シビタンクラブ』を理念に掲げ、以下2点を活動の軸としています。
- 定期的な講演会やイベントを通じて、理念の実現を目指すこと
- 障害のある方々の活動支援及び地域の問題解決を通じて社会に貢献すること、また我々は宗教や政治活動には関与しておらず、私たちの生活するこの「広島」の地で、地域社会を少しでも良くしたいと願い、ひとりひとりが出来ることを続けていくことのできる仲間づくりを行ってまいります。